今回はまったく趣向を変えて「婚活」編です。
結婚相談所にて婚活をしているけど、なかなか進展しません。という話題もオフ会でやりました。
まぁねぇ。自分もいろいろやりましたから、男性の元(?)オタクの観点からなら、いろいろ語れるかと思います。
まず、結婚相談所を簡単に説明しますと、 そこに登録している男女をスタッフに紹介してもらって、お見合いをセッティングしたりします(他にも紹介方法はありますが、今回は割愛)。
初回はホテルのロビーなどにある喫茶店で顔合わせをしたり、相談所内にある応接室などで会うことが多いです。スタッフはお見合い男女の引き合わせはしますが、途中で退出することがほとんどです。ドラマで一度は見たことがあるでしょう。「後は若いお二人で」のような場面が本当に体験できます。
初回がうまく行けば、後は普通の男女交際と似ています。ざっと書くと、
1.初回お見合い
2.仮交際(初回終了時点で、お互いがまた会いたいとスタッフに伝えると「交際」となる。知り合いの段階)
3.デートを1〜3回する
4.本交際(恋人として付き合っている段階)
5.デートを繰り返す
6.婚約(この時点で相談所での活動は終了。5までの段階で終了する人もいます)
7.結婚
となります。名称は違えど、普通に結婚に到る道とよく似ていますね。
人によっては1〜3を繰り返す人もいますし、婚約まで2,3ヶ月で一気に辿り着く人もいます。「仮交際」の間は複数同時に交際することも認められているので、3人、4人と同時並行になると誰にどんな話をしたかを忘れることがありそうですね。
その昔、私も結婚相談所に行って話を聞いたことがあります。そこでスタッフからは「モテないから相談所に所属している人もいるにはいるけど、大半が容姿も性格も普通の人だと思いますよ。美人もいますけど、多いわけでもありません。つまりは現実の割合とあまり変わらないのではないでしょうか」と説明を受けました。
また、その相談所では1年以内に結婚を決めている人は3〜4割くらいということでした。これを多いと見るか、少ないと見るか。数十万円というお金を事前に払う所も多いので、実際に結婚できれば払った甲斐もあると思うのですが、結婚できずに年数が経過した場合、結婚できると思って大金を払ったのに結婚できない! と納得できないこともあるでしょうね。
前置きが長々と続きましたが、ここからが本題。
オフ会の中で出た、印象に残った話と私の感想を書きますね。
その1.お見合いの席で、アニメの話題はありか? なしか?
お見合い相手に見てもらう釣書(プロフィール)に自分で「趣味:アニメ」と書かないならば、基本的には話さない方が良いのではないかと思います。私の経験でしかこれは語れませんけれど、仲介者がいない結婚情報サービス(「Yahoo!お見合い」など)ではプロフィールにオタク趣味を出している方を見たことがありましたけど、お見合いの席では見たことがありませんでした。書いていない限りは出さない方が無難だと思います。
どうしても話したい人は、男女比が半々くらいで登場するアニメなら話題に出しても大丈夫だと思います。あくまでも簡易的な基準ですよ。どちらか一方に男女比が偏りすぎると、話題として出せない可能性が高いと思います。女の子が画面狭しとたくさん登場するアニメを、いくら内容が素晴らしいからと力説しても、世間一般的には理解されにくいでしょう。私も先日は妻に録りためたアニメをハードディスクから消されそうになりましたし(その後全部データはハードディスクからブルーレイディスクに救出しました)。
男女比が半々くらいで登場するアニメ。このサイトらしい話題で行くならやはり「カードキャプターさくら」でしょうか。1998年〜2000年(1回目)、2004年〜2005年(2回目)とNHKの地上波にて放送していたので、1回目にそれを見ていた少女は、今は結婚適齢期の可能性が高いです。やった! 俺でも話が通じるよ。
ただし結婚適齢期と言っても、2015年現在だと、カードキャプターさくらの話題が通じるのは20代後半が限界だと思います。もし30代で通じるなら、その人は……同類のオタクの可能性が高いかも。
10年前と比べてオタクに対する風当たりもずいぶん弱くなったなという印象を受けますけど、それは年代にもよるのかも知れません。私は今30代半ばですが、自分の付き合う周囲には、基本的にはオタクを隠したほうがいいかなという考えでいます。
話をお見合いに戻しますと、お見合いをセッティング可能な年齢は自分の年齢プラスマイナス8歳くらいまで。それ以上になると、年齢差が広すぎて会うことすら難しくなります。そう考えると、例えば自分の年齢が38歳だとすると、お見合いが成立するのはまず30代(主に30代半ば)以上の方と成立する可能性が高いと思われますので、結局、アニメ等の話をするのは厳しいのではないかな、と考える次第です。
その2.服装について
「清潔感のある人がいい」とは良く聞く言葉ですよね。でもこれ、毎日服は洗濯して風呂に入っているから大丈夫、というわけじゃないよ。それに加えて、同じ服を何年も着ていないか、ということも入ってくるから。わたしゃそれに気づくまで25年はかかりましたよ。
体型の変わらない人で、私のように服に興味がない場合、同じ服をずーっと、10年経っても着ていることが良くあります。さすがに10年も経つとカジュアルな服の場合は、度重なる洗濯で色あせ、よれよれになっています。衛生的には清潔であるのだろうけれど、こういう服を大事な場面で身につけると、うまくいく可能性は少ないでしょう。
私が婚活をしていた時は、おしゃれ好きな方から「3年以上経った服は捨てなさい」とまで言われていました。実際に捨てるかどうかはともかく、3年も経つと(体型が変わっていなくても)その服を着て初対面の方とのお見合いや、デートなどに行くのは避けたほうが良いでしょう。
外見は大事ですよぉ。特に初対面の方には、外見で判断されやすい傾向があるのは心理学でも実証されています。
じゃあ、どんな服がいいんだ! と言われても服に疎い私には指南はできません。「脱オタ」などで検索して調べて実践してみると、脱オタをせずとも良い結果はついてくるのではないかと思います。
その3.終わりに
当時、婚活を始めるまでは結婚相談所を最後の砦のように考えていましたけど、実際にはそんなことはないと思います。私がよく人に話していたのは、結婚したいと思うなら、とにかく出会いを増やすこと。趣味関係は、このサイトのような男女比が一方的な場所では期待できないけど、友人からの合コン、オタク合コン、会社のツテ、ネット婚活、お見合いパーティに結婚相談所。さらには親族からの紹介まで、同時並行的にいろいろやってみましたよ。
この類の話はまだネタがありますので、需要と書く時間があれば再びブログに登場する、かも……。
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